繋いだ手を離さない

（ビクッ）


瑠衣はすぐ起き上がり、目を見開いてソファーの隅で怯えていた


「瑠衣、大丈夫だ。俺の友達だ」


微笑んで瑠衣を見ると落ち着いたらしい

だが真弥は俺を見て驚いていた


まあ、いつもは無表情だからな


「…れ…怜哉。今日はどうするんだ？」

「あぁ、今日休む」