繋いだ手を離さない
「待ってくれ!瑠衣は西條家の娘だ」


西條社長は立ち上がり真弥を見た


真弥は無表情で見つめながら


「私は両親を貴方達が死に追いやった事は忘れません。しかしそれだけだったら今日はなかったです。分かりますか?」

「…何かあったのか?」
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