繋いだ手を離さない
まして紅聖の携帯番号なんて知るわけもない


それは怜哉も同じだった


そんな事知らない瑠衣はニコッと笑って

「紅聖さんありがとうございます。アドレスに四人目の人が入って嬉しいです」

「いえいえ、何かあったら直ぐかけてきてね。瑠衣ちゃんだったら出るからね」

と言いながらチラリと怜哉と真弥を見て口元を上げた


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