繋いだ手を離さない
怜哉と真弥が乗った車がいなくなると少しして携帯がなった

紅聖さんだった


『もしもし瑠衣ちゃん、ひとりかな?今前にいるから荷物持って降りてきて』


「はい、今行きます」


瑠衣は密かに用意したバックを持ち、テーブルに手紙を置いた


そして部屋の鍵を閉めてマンションを出た
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