繋いだ手を離さない
マンションを出ると黒い外車が一台止まっていた


その横にスーツを来た男


瑠衣は知っていた
この前紅聖をガードしていた人


軽くお辞儀をすると後部座席を開けてくれた


「すいません、紅聖さん」


中には紅聖が心配そうな顔をして座っていた
< 239 / 253 >

この作品をシェア

pagetop