繋いだ手を離さない
瑠衣の目つきが変わり文字を打ち込んでいく


俺の会社の社員並みの速さ、正確さ


ただのお嬢さんではないと思った


(ピンポーン)


玄関のチャイムが鳴った


いつものように袋を抱えてきた真弥だった
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