繋いだ手を離さない
「怜哉、あの子の事わかったぞ」


そう言いながら入ってきた真弥に


「真弥、見てみろ。猫がただ者ではない」


ニヤッと笑って見たら真弥は目を見開いて驚いていた


「な…何なんだ…この子…」


真弥が驚くのもわかる。俺の机の上には書類の山、それを手際よくパソコンで打ち込んでいる瑠衣
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