繋いだ手を離さない
「真弥、西條財団に今から行くと連絡しろ。詳しいことは言うな」


「怜哉!」


「心配するな。無茶はしない。向こうも手は出してはこないだろ」


怜哉はスーツに着替えた。そして寝室のドア開けると瑠衣はまだ眠っていた


紙に‘急用が出来たから少し外出して来る。大人しく待っていなさい’と書いてテーブルの上に置いた
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