繋いだ手を離さない
見せた画像は瑠衣の寝ている画像だった

俺は口端を上げて携帯を閉まった


「信じてもらえましたか?」


『…どうするつもりだ』


「瑠衣さんに何かをしようとは思ってません。ただ、葛城グループに何かしたら考えは変わります。」


目の前の社長の顔がみるみるうちに歪んでいくさまを見て楽しくなってくる感情を抑えて無表情で話した
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