繋いだ手を離さない
社長は理解したらしくため息をつき


『葛城社長、こちらの者は一切近寄らせません。何かあったら連絡下さい。瑠衣をお願いします。』

携帯番号が書いてある紙を差し出して社長は怜哉にお辞儀をした


「では、失礼します」


真弥は軽く一礼して怜哉と部屋を出た


後ろから恭介も出てきた
< 66 / 253 >

この作品をシェア

pagetop