繋いだ手を離さない
電話はフロントかららしくて


兄達が心配してかけてきたらしい


その時、一瞬の隙ができた


男の体を力一杯押して部屋から逃げ出した


それから走って…走って…


いつの間にかあの公園にたどり着いた
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