×ヤンキー姫参上×


伊織の言葉にやはり
動揺を隠せないのか三人は複雑な
顔をしていた


そんな表情の三人を見て

「それじゃっ」


そう言い残し走り去った


 


・・・・はぁっ



「何であんなタイミングで
 来るんだよ!!」


悲痛な声で言う伊織の目は
涙であふれていた




涙なんて枯れ果てたと思っていたのに



あぁ~ 止まんないや・・・



そう思った瞬間

グッと腕を捕まれた



「なんで泣いてんの?」












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