×ヤンキー姫参上×

そう言うとそいつは
俺達の方へと歩いてきた

一「お前ら伊織姉に何した」

ヤツの言葉の一言一言に怒気がこもる


一「姉さん泣いてたんだぞ
 あんな姉さん初めて見た」



  ”泣いていた”


その言葉が俺の躰を動かした

後ろで渚達が何かいってるが
それどころじゃない・・・



倉庫を飛び出して
あてもなくただ走っていた俺は
学校の電気が付いている事に気がついた


貴「もしかして・・・」



俺は即座に学校へと向かった







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