清皇学院記
「じゃあ、いってらっしゃい。
気をつけてね、玲華ちゃん」
亜樹菜が玄関まで見送りに
来てくれた。
「ありがとう。きっと、
大丈夫だと思う。
亜樹菜も協力してくれたし」
「これくらいい、いいよ」
お嬢様なのに、サバサバして
いる亜樹菜が玲華は好きだった。
「じゃあね!」
玲華は亜樹菜に手を振り、
SPたちの車の先頭に乗り込んだ。
総勢30人。5台に分けて
昨日のあの倉庫に向かった。
「比波町、坂木通り4丁目の2番倉庫」
玲華は昨日覚えた道と、
さっき亜樹菜が帰ってくるまで
小見家のPCを使って、詳しい道と
住所を出していたのである。
「かしこまりました」
隊長の荏田さんはアクセルを踏み、
車を発車させた。
「まず、我々が中へ入り、
囲いを作ったあとに玲華さんは
お入りください」
「分かりました」
倉庫まで、あまり遠くない。
もうじき到着するので、
最後に戦略を確認したのだ。
気をつけてね、玲華ちゃん」
亜樹菜が玄関まで見送りに
来てくれた。
「ありがとう。きっと、
大丈夫だと思う。
亜樹菜も協力してくれたし」
「これくらいい、いいよ」
お嬢様なのに、サバサバして
いる亜樹菜が玲華は好きだった。
「じゃあね!」
玲華は亜樹菜に手を振り、
SPたちの車の先頭に乗り込んだ。
総勢30人。5台に分けて
昨日のあの倉庫に向かった。
「比波町、坂木通り4丁目の2番倉庫」
玲華は昨日覚えた道と、
さっき亜樹菜が帰ってくるまで
小見家のPCを使って、詳しい道と
住所を出していたのである。
「かしこまりました」
隊長の荏田さんはアクセルを踏み、
車を発車させた。
「まず、我々が中へ入り、
囲いを作ったあとに玲華さんは
お入りください」
「分かりました」
倉庫まで、あまり遠くない。
もうじき到着するので、
最後に戦略を確認したのだ。