清皇学院記
という思い出から、月日は経ち、
玲華は懐かしげにそれを思い出していた。
「何考えてるの。口元が緩んでるよ」
「えっ!?嘘」
玲華の親友の李緒が一緒に
お弁当を食べようと、玲華の席に
やってきたのだった。
玲華は咄嗟に口元を手で隠したが、
李緒に何を思い出していたか、
話すはめになってしまった。
「校外学習のことだよ」
「あぁ、アレか」
蓮に告白されたことを李緒だけに
言ってある。というより、李緒と
一緒にいるときに呼び出され、
帰ってくるなり、何話していたのか
しつこく問われたため、玲華が
打ち明けてしまったのだ。
「返事、今日じゃなかったっけ」
「そうだよ、うん…」
蓮からの告白の返事は今日の
お昼休み。そして今は4時間目が
終わり、あとは昼食だけとなっている。
玲華は懐かしげにそれを思い出していた。
「何考えてるの。口元が緩んでるよ」
「えっ!?嘘」
玲華の親友の李緒が一緒に
お弁当を食べようと、玲華の席に
やってきたのだった。
玲華は咄嗟に口元を手で隠したが、
李緒に何を思い出していたか、
話すはめになってしまった。
「校外学習のことだよ」
「あぁ、アレか」
蓮に告白されたことを李緒だけに
言ってある。というより、李緒と
一緒にいるときに呼び出され、
帰ってくるなり、何話していたのか
しつこく問われたため、玲華が
打ち明けてしまったのだ。
「返事、今日じゃなかったっけ」
「そうだよ、うん…」
蓮からの告白の返事は今日の
お昼休み。そして今は4時間目が
終わり、あとは昼食だけとなっている。