ﾌﾟﾘﾝｽ学院

えへへって笑うゆなに私も釣られてえへへってなった

「鈴とお友達になれてゆなとっても嬉しいのっ☆ゆなね、お友達出来なかったらって心配だったから‥」


最初は照れた風に笑っていたけれど、最後の方は少し俯いて喋っていた。


だから私もだよって告げるとゆなは顔をあげて一緒だねって私の手を握っていた

あっ、て声を出してクローゼット覗いていいと聞くゆなにいいよって言うと、駆け寄ってｶﾁｬｯと音を立てて開けた

「やっぱりゆなのドレスと違うね〜☆」

6着掛けてあるドレスはﾋﾟﾝｸ.白.黒.青.紫.赤と違う色で違う種類のドレスがあった−

もう一つ掛けてあるのはどうやら制服のようだっ
白生地に黒ﾚｰｽが見えている‥後でゆっくり見ようっと。

するとゆなが
「明日の許婚と初対面のパーティー何色着てく？♪」
そう尋ねてくる


漬け物食べに行くのに‥もしくは見に行くのにドレス‥必要なのか‥

と首を傾げ考える私‥