プリンス学院

「鈴‥鈴っ!」

「はいっ?!」

だけど呼んでいたのは、ママだった。ぼーっとしていた私はひっくり返った声で返事をしていた。

ママは苦笑しながら私にこう話し掛けた。

「鈴が一番お爺ちゃん好きだったものね〜。あのね‥鈴。お爺ちゃんの遺書の事でお話があるの。」


「‥遺書??」
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