プリンス学院

次の日のお昼にはお爺ちゃん家から自宅マンションに帰り、いつも通りテレビを見たりして毎日を過ごした。

あれから数日が立ち、おばあちゃんからの電話が入った。電話はママが対応‥。時々声を小声にして会話している‥。

‥一体なにを隠しているのかな‥怪しい‥。

数10分話しをし、終わったらしく「失礼します。」と言い電話を切った。

切り終わると‥
「鈴‥おばあちゃんが手続きしたから、春になったら学院に行く用意をしてねって。」

にこやかに言う母に私はふと浮かんだ疑問を尋ねた。
「えっ!?‥受験してないのに何の用意なの?」

だっておかしい!
普通受験等して入学でしょ‥?
< 8 / 47 >

この作品をシェア

pagetop