女王様とおよびッ!


何だよ!?


びびりながらむかった先は休憩所。
何か飲みたかったんかな?あれ、でもいつも俺ぱしるのに。


「仕事はどう?」


雑談なんて珍しいな。


「まぁ疲れますね。」


俺がいっても、返事もせずに自販機でなんか買ってるし。
だったらきくなよな。


「はい。」


「へ?」


俺に手渡されたのはなぜかミルクココアで。


「糖分。」


糖分?
何言ってんだ?


「疲れたんでしょ。」


その一言で納得いった。俺が疲れたっていったから、甘いもんとらせるためにミルクココアなのか。


「ありがとうございます…」

これは、先輩なりの優しさなんだな。
それがかなり嬉しくて、久しぶりに飲むミルクココアがかなり甘く感じられた。






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