女王様とおよびッ!
「悪かったわね。こき使って。」
ぼそっとつぶやかれた言葉に驚いて先輩を見ると、頬を赤らめていて。
俺はそれがたまらなくいとおしく感じたんだ。
「何よ。」
「いえ、何でも♪」
こき使われて、どんなに疲れても、先輩のこんなとこみれんならいっかな、なんて。
「俺は平気っすから、どんどん使ってください!」
俺がそういうと、先輩はちょっと笑っ…え、笑った!?
ほんの一瞬だったけど、確かに笑った!
やべー、ちょーかわいかった。俺の顔、赤くなってないよな?
でももうあの仏頂面に逆戻り。
「ほら、仕事いくわよ!」