女王様とおよびッ!


そして彼は、あたしがずっと欲しかった言葉を惜しげもなくくれた。




「好きなんだ…」


初めて、彼の声がかすれて、言葉が弱くなった。





あたしは、年上なのに?
きつい事も酷い事もいうのに?



わけもわからず涙がでて、気付いたら、背中に腕をまわしていた。




あたし、この人が好きなのね。








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