女王様とおよびッ!
「はーい、先輩車のりますよー?」
応答なし。
かなりぐったりしてる。
これかなりやばいんじゃねーの?
タクシーの運転手に住所いって、かれこれ30分。
「まじかよ…」
ついたのは俺の住んでるマンションの、広さも家賃も倍はありそうなマンション。
そういや緋口先輩って、キャリアウーマンだもんな。俺と5歳くらいしかかわんなそーなのに。
てか、こういうとこ、セキュリティ厳しいんだょな…。って、そういや鍵!この人鍵は!?
「せんぱぁーい、鍵どこっすかぁ?」
「…」
だよね。
返事できない状態だから俺が送ってんだもんね。
「失礼します。」
仕方ないから先輩のバック物色。
鍵はすぐみつかり、俺は中に入った。杏奈さんにあらかじめ教えてもらってた部屋番号を頼りに、いざ、先輩のお部屋へ!