女王様とおよびッ!


「あぁ!!」


突然蘭が大声をだす。


ちょっとここマンションなんだけど。
防音してるからって油断すると、すぐに苦情くんのよ?


「もしかして真尋クンは藍子の彼氏だった?」


あたしは飲んでいたペットボトルのお茶を吹き出した。

最悪。


「あれ、図星?」


あたしはきつく蘭を睨み付けた。


付き合ってるのかどうかなんて、あたしが聞きたいわ!


あたしが返事しない限り一生保留でしょうけど。







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