女王様とおよびッ!


あたしと蘭が恋人!?


それはない!!



だって…




あたしと蘭は姉弟だもの!


しかも年子。


だからお互い名前よびなの。




恋人は絶対ありえない!



「藍子の考えは手に取るようにわかるけど、言わなきゃ気付かないから。ちゃんと言いなよ?」


「わかってるわよ。」


蘭にお説教じみたものをされたのはかなり久しぶりで。


軽くいらつきながらあたしは頷いた。




あーもぅ!
蘭がくるとろくなことがないわ!!









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