女王様とおよびッ!


「まっひー…」


誰がまっひーだ。


一々気に障る野郎だな。


「そんな辛い顔しない、な?」


してねーよ。


「そんな顔してんじゃ、藍子いってないな?」


何をだよ。


てか名前いうなよ。




嫉妬に狂う俺は、最悪。


「ねえ、まっひー、」
「蘭!?」


あいつが俺に呼び掛けた瞬間、先輩がきた。


何で今くるかなぁ。


しかも呼ぶのこいつの名前だけかよ。







< 58 / 80 >

この作品をシェア

pagetop