詩集
孤独
関心を持てないなんて言わないで
あなたがいないと
私は果てしなく独りで
私は寂しく孤独なの
関心が無いなんて言わないで
あなたは私の全てで
私の世界はあなたなの
あなたのいないこの世界は
独りきりなんだと思い知る
孤独なんだと実感してしまう
慣れていたはずの空気は
異色のモノへと姿を変え
色鮮やかな世界は
突にその色を失った
モノクロの世界に独りきり
セピアな世界に孤独きり
色が戻るのはいつの日か
あなたの隣に戻れるように
あなたが孤独を癒してくれるように
祈って私は…
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※補足
『モノクロの世界に独りきり
セピアな世界に孤独きり』
の『孤独きり』は私の造語です。誤字ではないということだけご了承ください。
それと、最後の『祈って私は…』の後に続く言葉は皆様のご想像にお任せします。
ポピュラーなところで『独り(静かに)涙を流した』にしようかなとも考えましたが、それだとありきたりすぎてつまらないだろうなと思いまして…。
補足は以上です。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。
H21.5.5
雷華 拝