大切な君へ〜命をかけて守るから〜
俺は、すぐにさゆを起こした。
そしたらさゆが、俺に言ってきた。
「ヒロ、私、ヒロが、好き。ずっと好きだった。私と付き合って。ずっと一緒にいて。」
俺は、そんなさゆを抱く事なんて出来なかった。
俺は、さゆに言った。
「俺は、好きな人が、いる。俺は、その人を守るって約束したから。それに、俺は、さゆの事が好きじゃない。友達としてずっと一緒にいよう。さゆを幸せにするのは、俺じゃないよ。」俺は、さゆに笑顔を見せて優しく言った。
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