【短編集】communication
堅い話を一転した。


灰二は、手際よく作り始めた。


「灰二くんって、料理うまいんだね。」


照美からの素朴な疑問だった。


「家事は、分担する。姉さんとの最初からの約束なんです。」


「なんか、月乃ちゃんらしいな。」


光が納得していた。


「よし!できた。照美さん、姉さんを呼んできてもらえますか?」


灰二は、あっという間に作った。


今日のメニューは、パスタとスープ。
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