【短編集】communication
その日のお昼に変なことを友達の音に聞かれた。
「うたって、まだ悠太とつき合ってるんだよね?」
「えっ?あっ。たぶん。」
私は、聞かれたことに吃驚したけど、ちゃんと言えなかった。
「じゃあ、なんで夜都と帰るの?」
「ヒマだから?」
私は、曖昧に答えた。
意味がわからないよ。
私の答えに音はありえないって顔をした。
「あんた、夜都と悠太の気持ち考えたことあるの?」
説教されてるの?
「言ってる意味....わかんないよ。悠太は、クラスが変わったらそっけないし。夜都くんだって、今日初めて誘われたし....」
私は、頭の中がこんがらがっていた。
「うたはなんにもわかってないよ。」
音に何でここまで言われなきゃなんないの。
「音だってわかってないよ。私の気持ち。悠太が急に冷たくなるし、どうしたらいいかなんてわからないよ。」
なんか泣けてきた。
だって、初彼だよ?
初めてな事ばかりでわからないんだよ。
「うたは、悠太が好き?」
「好きだよ。じゃなきゃ、今までつき合わないよ。」
「な〜んだ。なら、悠太に言いなさい。」
音は、楽しそうだった。
「言わない。もう、いいの。悠太は、誰か好きな人できたんだよ。じゃなきゃ、急に冷たくなるわけないよ。」
「えっ?それは、だめだよ。だって....」
音は、何か知ってるようだったけど、教えてくれなかった。
私は、だから決意したんだ。
別れを。
「うたって、まだ悠太とつき合ってるんだよね?」
「えっ?あっ。たぶん。」
私は、聞かれたことに吃驚したけど、ちゃんと言えなかった。
「じゃあ、なんで夜都と帰るの?」
「ヒマだから?」
私は、曖昧に答えた。
意味がわからないよ。
私の答えに音はありえないって顔をした。
「あんた、夜都と悠太の気持ち考えたことあるの?」
説教されてるの?
「言ってる意味....わかんないよ。悠太は、クラスが変わったらそっけないし。夜都くんだって、今日初めて誘われたし....」
私は、頭の中がこんがらがっていた。
「うたはなんにもわかってないよ。」
音に何でここまで言われなきゃなんないの。
「音だってわかってないよ。私の気持ち。悠太が急に冷たくなるし、どうしたらいいかなんてわからないよ。」
なんか泣けてきた。
だって、初彼だよ?
初めてな事ばかりでわからないんだよ。
「うたは、悠太が好き?」
「好きだよ。じゃなきゃ、今までつき合わないよ。」
「な〜んだ。なら、悠太に言いなさい。」
音は、楽しそうだった。
「言わない。もう、いいの。悠太は、誰か好きな人できたんだよ。じゃなきゃ、急に冷たくなるわけないよ。」
「えっ?それは、だめだよ。だって....」
音は、何か知ってるようだったけど、教えてくれなかった。
私は、だから決意したんだ。
別れを。