【短編集】communication
「あぁー。朋に灰二。」


2人は、名前を呼ばれた。


名前を呼ばれた先を見ると奈美だった。


「あっ。奈美。」


朋は、嬉しそうな顔をしたが灰二は、軽く睨んだ。


「どうやら、うまくいったみたいだね。灰二。これから大変だよ。今まで、気づいてないみたいだから言うけど。朋は、顔を気づいてないからね。」


「?」


「そうなのか?」


朋は、不思議そうな顔をしたが、灰二は、ため息をついた。


「じゃあ。灰二、朋を家まで送るんだよ。」


奈美は、言うだけ言っていなくなった。
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