【短編集】communication
カラオケの中。


いつもと変わらず2人ながら盛り上がった。


けど、典弘が珍しくラブソングを歌った。


私は、ビックリして次の曲を選ぶの時間がかかった。


曲が終わると。


「奈美。好きなんだけど。」


顔を真っ赤にしながら典弘が言った。


まさかの告白で私も顔が真っ赤になった。


「私も典弘が好きだよ。」


私もそう言って、お返しのラブソングを歌った。


歌い終わると。


典弘が真横にきた。


「マジだよな。」


「そうだよ。」


再確認すると、典弘は私にキスした。


今日から、恋人だね。


これから、よろしくね。




end
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