【短編集】communication
初めて話したときは、他の女と変わらないと思ってた。


でも.....


絵里は、変わってたんだ。


てか、なんか違ったんだよな。


言うことが年寄り臭かったりさ。


まあ、今時の子ってのが、あまりしなかった。


それが、俺にしたら新しかった。


それでいて、絵里は、一緒にいて安心できる優しいオーラを持っていた。


俺は、癒された。


惹かれてはいたけどさ、認めたくなかった。


女を性欲処理のように扱ってきた自分に相手を純粋に想うだなんて無理だろ?


でも、絵里はそんな俺をすべて受け入れてくれた。


それにわかったんだ。



好きな女とヤるのは違うって。


最高に気持ちいいんだ。


全てが満たされた。


ヤった後の余韻がよかった。


マジ幸せだった。


それは、ずっと変わらないだろうって思っていた。
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