【短編集】communication
「よし。さっさと俺とエッチしようか。」


あれ?


笑顔でさらっととんでもないこと言ってない?


「やだよ。」


「まあ。いいけど。天音が手に入っただけで十分だし。」



これで堂々とてっちゃんといれるんだよね。


「てっちゃん。」


私は、てっちゃんを下から見上げて名前を呼んだ、


「てか、俺が天音に手を出したら....」


てっちゃんは、うなだれた。


「どうかしたの?」


私は、てっちゃんの腕をつかみ揺らした。


「たださ....あいつらに言われるなぁ〜って思ってさ。」


「あいつら?」


「あぁ〜。玲奈とか雨琉とかさ。」


「なにを?」


「ロリコンって。」


てっちゃんは、苦笑いだった。
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