【短編集】communication
「てっちゃんの彼女にならない限りは、家にくるなって言われたからね。」
「篤は、天音が俺を好きだと知ってて手を出そうとしたわけか。」
てっちゃんは、不気味な笑みを浮かべて、手をポキポキとならした。
「てっちゃん?あっちゃんになにかするの?」
「なにもしないよ。かわいい弟になんかするわけないだろ?」
黒い。
なんか、てっちゃんが黒い。
「てっちゃんのそういうとこ嫌い。」
「はっ?」
「どうせ、あっちゃんをいじめるんでしょ?」
あっちゃんがかわいそう。
「あのな。天音に触ろうとした奴に優しくできるほどできた男でないんでね。例え、弟であっても。」
「てっちゃんが意外だ。なんか.....」
「篤は、天音が俺を好きだと知ってて手を出そうとしたわけか。」
てっちゃんは、不気味な笑みを浮かべて、手をポキポキとならした。
「てっちゃん?あっちゃんになにかするの?」
「なにもしないよ。かわいい弟になんかするわけないだろ?」
黒い。
なんか、てっちゃんが黒い。
「てっちゃんのそういうとこ嫌い。」
「はっ?」
「どうせ、あっちゃんをいじめるんでしょ?」
あっちゃんがかわいそう。
「あのな。天音に触ろうとした奴に優しくできるほどできた男でないんでね。例え、弟であっても。」
「てっちゃんが意外だ。なんか.....」