【短編集】communication
「ココは、わかってないよ。」


「.....」



「俺が、どんなにココを愛してるか。」


「ごめんなさい。」


下を向いて謝るしかできない。


「謝って欲しい訳じゃない。俺が、悪いんだよな。ココに甘えてさ。ココを不安にさせてた。」



「ち、違う。私が....」


頼に自分を責めてもらいたい訳じゃない。


「もういいから。じゃあ、俺とあいつの違いをいって。」


なんか意地悪。


「全然違ったの。頼とするときは、すごい気持ちが満たされるのに虚しさしか残らなかったの。」


「それだけでいい。」


頼は、微笑んで私を抱きしめた。


「でも...」


「じゃあさ、今から俺を愛してよ。あと、もう俺以外とヤるなよ。嫉妬に狂いそうだ。ココを壊しそうだ。」


この先、また問題が起こるだろう。


だけど.....


2人で話し合って解決しようね。


もう、離れらんないんだから。





end
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