【短編集】communication
「ねぇ〜。ゆいの体洗っていい?」


「あぁ」


紗英は、俺の体を丁寧に洗った。


俺のモノは、丁寧と言うか丹念に洗った。


ほぼフェラ状態。


やべぇ〜よ。


紗英がエロすぎる。


「紗英」


俺は、余裕なく名前を呼んだ。


なおも続ける紗英に俺は果てた。


普段は、恥ずかしがってしない紗英がこんなに愛しい。


バカだ。


どうしても、後悔しかない。


「ねぇ。ゆい....」


顔を赤らめて言う紗英。


俺は、紗英とともに浴槽の中に入った。


「紗英、反対向いて。」


向かい合わせに座っていたが紗英を後ろ向きにさせた。


俺は、紗英に抱きつき胸を鷲掴みにした。


抱え込むように紗英を引き寄せ触りやすい位置に移動させた。


風呂の中だから、普段より音が反響してイヤらしかった。


紗英の感じる姿をこんな明るいとこで見るのが初めてだった。


俺は、本能のままに求めた。


呟くように紗英の名前を呼びながら。


浴槽の中だってことを気にしないで。


紗英は、気絶してしまった。
< 82 / 351 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop