ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love


ただ、その奥まった路地を通り抜けると、


石畳の広っぱに、出ることができたから、


この下宿屋の人気が高いのは、このこともゆいつの 理由かもしれない。


「ボン、ジョルノ!
マンマ♪ 」


小絵はそう言いながら、
台所にいる、
マンマに抱きついていた。

今朝は小絵が、一番ビリ-

他の下宿人達は、
もう、食事中だ。


マンマが作った朝ごはん!
野菜ス-プにパンを煮込むリボリ-タには、


今朝は黒キャベツと、
白インゲンが入っていた。

いつも朝は、これにチ-ズ入りのオムレツとコ-ヒ- が出る-


小絵は、このマンマの料理上手には、心から感謝している-


だから、つい食事中なのに、今朝もそうだ-


「グラツィエ、マンマ!」

言いながら、手を振った-

すると、台所にいたマンマが、小絵の側にやってきて 心配そうに顔を近づけた。

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