ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love
小絵は結城と顔を見合わせて『大丈夫…』とでも…
言うように首を横に傾ける と…結城はすぐに答えた。
「心配しなくても大丈夫♪ 僕は、もう元気になりましたから…
君もいっしょに、楽しんでくださいね♪…」
-結城様♪
ありがとうございます。
夢を見ているようですわ-
「夢 じゃないよ!
僕も明日からのカプリ島が楽しみだなあ…♪」
-白昼夢のリゾート…
カプリなんて、言われていますが♪
今は…このアマルフィの海を眺めて、
オ-シャンビュ-を満喫してくださいね。
それに、このホテルの料理は、とても有名なんですよ。
五つ星ホテルのレストランの味、新鮮な海の幸を…
堪能してくださいね♪ -
「わかりました。
ところで、この小海老が… 旬なの」
-はいそうです、この小海老です。ス-プにも入っておりますが…
そのス-プは地中海風…
海鮮ス-プです。
そちらの料理は、マリネですが…アサリ、イカ、小海老、カタクチイワシです-
「カタクチイワシですか。 日本にもありましたね…
いやぁ!ところ変われば、 品変わると言いますが…
きれいなイワシですねえ、 それには、レモンを思いきり絞ってかけましょう♪ 」
-はい、そうなんです!
そうすると、とても美味しい味が致します… -
「それから、そちらの皿の小海老は、何料理なの 」
-はい、結城様♪
それは、リコッタチ-ズに小海老のサフランソ-スです。
サフランの色がとてもきれいで、それに美味しくて、 いい香りが致します -
小絵の知る限りの説明が続いていた………