ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love
愛の記憶の始まり
結城の思いが通じたのか… 小絵が最後の夜だから、
部屋の中で食事を楽しみましょうと言ってくれた。
結城は、あのニンフの言葉を思い出していた。
『まるで、昨夜のニンフが言ったとうりだ。
小絵が僕をどう思っているかは、別として一歩前進だね ………♪ 』
小絵が結城の部屋へやって来たら、
ピアノを弾きたい気持になってくれるだろうか…
ニンフの言葉どうりに…
自然になっていくのだろうか、
結城の頭のなかには、小絵への思いがあふれそうな位…詰まっていた………
そして…
ホテルのレストランからも、料理が運ばれ居間のテ-ブルに並べられている。
まず、前菜はゼッポレだ。 これは揚げ物で、
生地に海藻を混ぜてふんわり揚げる フリッタ-タ-
バルサミコという酢をたっぷりかけて食べる…
もう一品はタコとハ-ブのサラダ。
メ-ン料理は地物の白身魚をにんにく、ハ-ブ、トマト、オリ-ブ油で蒸す。
アクアパッツァという豪華料理に白ワインを…
食後には、リモンチェッロを、その他にも海の幸の美食が並んでいる…
海を眺めながら、結城と小絵は極上の気分になれそうだ…