ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love
まるで、今にも目の前の- ごちそうが踊りだしそうに見えた。
それは、緑の芝生に注がれた太陽の光りのせい…
反射した光りが、まわりを踊っていたからだ。
『美味しいですわよ!
どうぞ♪ 召し上がれ ~』
なんて、言いながらね?
-結城様、中庭を眺めての朝食をお召し上がり下さい。
ル-ムサ-ビスもありますが、テラスの方が気持がいいですから-
「ありがとう♪
ほんとうに気持がいいですね 。
何だか食欲がでてきたみたいです。
全部食べられそうな気がしてきました。
貴方も存分に食べて、今日は頑張って下さい」
-ありがとうございます♪ 遠慮なくいただきますわ、 ほんとうに美味しそう~-
「全部たいらげて下さい。 味は、とても美味しいと、 思います 」
-ほんと、どれも美味しいですね。
中でもオムレツは特別に美味しいと思います。
さすが、ホテルのレストランの味ですね-
小絵は正直に答えた。
このホテルのレストランの新イタリア料理は、
この街の人達の話題にもなっている。
もちろん、全てがシェフの手造りだろう。
それを前にした小絵は~
恥ずかしいくらい、
たくさん食べてしまった。