ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love
さて、明日はポジタ-ノへの旅だ。
食後は結城を部屋まで送り、小絵も自分の部屋に戻っていた。
しかし、小絵のこの部屋も広過ぎる。
ダブルベッドも、広過ぎて横に2回転はできそう…
小絵が一人で寝るのには… ずいぶん広過ぎる。
しかし、このホテルはダブルの部屋ばかりで、仕方がなかったのだ。
そこに、寝っころがっていたら、小絵は彼のルカのことを思いだしていた。
彼とは、ちょうど3日は会っていない勘定になる。
下宿には、三日に一度はやって来たから、
小絵は少しだけ会いたい気持になっていた。
何故か…というと…
あまりにもベッドが広くて、
それに部屋も、雰囲気がとてもロマンチック過ぎたから♪
しかし、小絵はピロケ-スの真ん中を折り曲げ…
それに、しがみつくようにして、眠りについていた。
『小絵は夢の中で、彼のルカに抱かれているのかもしれない♪』
窓べの天使の声がしていた♪♪♪