ノクタ-ン ♪ プリ-ズ・Love


-結城様♪
おはようございます。


申し訳ないです、また遅刻いたしました -



「おはよう♪
君は、よく眠れなかった?
でしょう…♪ 」



-よくおわかりになりますね ♪-


「まあ、そんなところに立っていないで、


僕の前に座ってください♪ 何だか…疲れているようだ。
顔が、むくんでるよ…
大丈夫なの、病気では?


無いよね… そんなことは」

結城は小絵の顔をマジで見つめて、そう言った。



-大丈夫ですわ♪
少し眠れなかっただけですから…


私のことより、
結城様は、よくお眠りになれました…♪ -


「ありがとう♪
ご心配ばかりおかけして。

おかげさまで、昨夜はよく眠ることができ、


身体の疲れが、取れたみたいです 」



-それはようございました。

今日は朝食の後、市街地へご案内致します。


小さな街ですので歩いて行きましょう。


ホテルから、車に乗りましても街の中心部は進入禁止なので、

途中で降りていただきますが…
よろしくお願いします-


小絵は歩いて行くために、 靴を履き替えていた。


そうしないことには、後で足が痛くなるからだ。




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