夢恋
「お前…いい加減気づけよ!」
「えっ…?」
この声…もしかして!?
「そ…う‥!?!?」
「おせぇよ!」
帽子を取りながら悪戯に笑う。
「なっななんでっ!?」
「ななに頼んだ。お前…最近俺の事避けてねぇ?」
「そんなことないよ…。とっとりあえず座ろっか?」
あたしたちは席に座る。
まさかの展開に私は頭がパニック…!
何を話せばいいかわからない…。
2人の間に沈黙が流れる。
「お前最近なんかあった!?いつもと違う。」
「何もないよ!」 笑顔で答えるけど…
あたしを見る総の眼にはすべてお見通しって感じだった。