嘘つきな彼と私。
どうして?
神様は私に意地悪だ。
今日で終わるのに
なのに、なんで
最後まで。
切ない
すごく、切ない。
視界が
歪み始める
息をおしころして
その場にしゃがむ
それから
二人は別れて
陽は自分の
家へと入っていった
陽
貴方は知らないでしょう?
私が見ていたこと。
私が泣いていたこと。
貴方を好きだってことを。
いいんだ。
それは貴方が知らなくていいこと
なんだから。
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