嘘つきな彼と私。
目を開くと
視界いっぱいに
映る、あなたの寝顔。
そっかぁ・・・
あれから
もう、1回抱かれたんだ私−・・・
視界いっぱいに映る
貴方の綺麗な寝顔を見ながら思う
こんな
無邪気に
寝ている
私の愛おしい、愛おしい貴方。
私がどんなに
貴方を想っていようと
貴方は私と同じくらい
別の人を思っているんだね。
やっぱり、私には希望はない。
それでも、私は貴方が好き−・・・
だから、
だから貴方が私を
突き放すまで
私は貴方の傍にいる−・・・
私のこの想いにはフタをする。
貴方の邪魔にはならないようにする。
貴方が飛び立とうとしようとした時は
貴方の背中をおす。
これが私の掟。
やっぱりふりだしにもどちゃったよ陽−・・・。
視界が歪む
彼とこんな関係になった時も
こんな
掟を創った事を覚える−・・・
溢れ出す涙を抑えながら
彼の頬に
キスをする
彼が起きないように
掟に印を押すように
それでも
抑えきれなかった
雫が頬をつたる
大好きです。
陽
貴方が凄く大好きです。
どうか、貴方の傍に、
「ずっと」とは言いません。
「できるだけ」でいいです。
傍に居させて下さい−・・・
他には何も望みません。
ただ、それだけを祈り、
願ってます。
私の大好きな陽へ−・・・