僕とこいつは生徒会長
僕は何を言ってるんだよ! さっきのは夢だろ?


うん。そうだよ。優弥と真美が付き合うなんて…


「なっ、なんでそ、そこでまま真美ちゃんが出て来るんだよ」


明かな動揺で話す優弥。


その行動は怪しいだろうが。


「なんだ? 真美と付き合ってんの?」


自分が言ったことに胸がズキッて痛む。


だって聞かないといけない気がしたから。


「そんなことあるわけないだろうが!」


優弥が顔を真っ赤にしながら言うものだから嫌みたらしい口調で、


「そんな真っ赤な顔で言われても説得力ねぇぞ」


「ちがっ!」


優弥が否定をした時にガラッと保健室のドアが開いた。




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