僕とこいつは生徒会長
矢作の手から逃れようと大きな声で叫ぶ。


「ちょっと、離せよ!」


今は優弥と会いたくねぇんだよ。



「おはようございます。会長」


僕の言葉に聞く耳持たない矢作はそう言いながら優弥に挨拶をする。


優弥は僕と矢作のことをチラリと見るとムッとした顔をした。


優弥?


優弥の顔にドキッとしたけど優弥がいつもの笑顔を見せたからこの気持ちがなんなのかわからなかった。



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