僕とこいつは生徒会長
「シュウ…おはよ」


「マキちゃんもおはよ♪」


優弥が挨拶した後に真美も挨拶してくる。僕は二人と目を合わせずに挨拶をした。


そして、矢作の方に目線を移す。


「なぁ? もうそろそろ離してくれない?」


いつもよりか低い声で言う。


「あっ! すみません」


矢作はそう言いながら手を離す。


その隙に早足で矢作の元から離れる。


また掴まれたら嫌だしな。それに優弥に誤解される。


「あっ! マキさん」


僕の名前を呼ぶ声がしたけど無視した。


今はそんな余裕がないから…。




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