僕とこいつは生徒会長
「優弥君?」
矢作の後ろ姿を呆然と見ていた優弥は真美の声でハッと我に返った。
「な…に?」
慌てた様子で答える優弥に真美はからかい口調で話す。
「このまま行くとマキちゃん、矢作君にとられちゃうね」
「そう思うならこういうのやめない?」
「嫌よ。マキちゃん、まだ気づいてないんだから、今別れても意味ないよ。
もうちょっと続けないと」
真美が拗ねたような顔で言うから優弥は溜め息をついていた。
「そんな溜め息つかない。あたし達も学校行かないと。遅れちゃうよ?」
「あ、あぁ」
優弥と真美は校門の前で別れたのだった。
矢作の後ろ姿を呆然と見ていた優弥は真美の声でハッと我に返った。
「な…に?」
慌てた様子で答える優弥に真美はからかい口調で話す。
「このまま行くとマキちゃん、矢作君にとられちゃうね」
「そう思うならこういうのやめない?」
「嫌よ。マキちゃん、まだ気づいてないんだから、今別れても意味ないよ。
もうちょっと続けないと」
真美が拗ねたような顔で言うから優弥は溜め息をついていた。
「そんな溜め息つかない。あたし達も学校行かないと。遅れちゃうよ?」
「あ、あぁ」
優弥と真美は校門の前で別れたのだった。