僕とこいつは生徒会長
「会長がそう言うなら私がマキさんを貰います!
今日、マキさんを正門の所に呼びだしてますから
会長は邪魔…しないで下さいよ?」


シュウから出た言葉は信じられないことだった。


マキちゃんが言う友達との約束ってシュウだったのか?


それじゃあマキちゃんが好きなのはシュウ?



そういえばデートをしたのも俺じゃなくてシュウだったもんな。


「会長。私はこれで失礼します」


シュウの言葉に俺は我に返る。


「あぁ…」


俺はそれしか言えなくてただシュウを見送ることしか出来なかったんだ。




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